KDDIは4月13日、セキュアなリモートワークをクラウド技術で支援する「ゲートウェイセキュリティpowered by Prisma Access」について、パロアルトネットワークスが提供中のSASE(Secure Access Service Edge)ソリューションを統合管理できる新メニュー「Prisma SASE for MSP」を追加することを発表した。

  • ゲートウェイセキュリティpowered by Prisma Accessの構成図

    ゲートウェイセキュリティpowered by Prisma Accessの構成図

今回、同メニューを追加したことで、パロアルトネットワークスが提供中のPrisma SASEサービスを一つのクラウド上で統合管理できるようになるほか、統合管理コンソール「Cloud Management」のGUI(Graphical User Interface)による直感的な操作を可能とし、業務効率化を支援するとのことだ。これにより、運用や保守に対する工数の負担を増やすことなくゼロトラスト型のセキュリティネットワークの実現が見込めるという。

今回追加した新メニューでは、統合管理コンソール「Cloud Management」を提供します。パロアルトネットワークスが提供中の「Prisma Access」「Prisma SD-WAN」「SaaS Security (CASB)」「ADEM」を統合管理する。

初期構築や運用が不要で、バージョンアップ対応までKDDIが実施する。また、パロアルトネットワークスによるKDDI専用の運用チームと、KDDIの運用センターが連携する統合運用体制により、24時間365日のサポートを提供するとのことだ。