大日本印刷、ハイブリッド型総合書店「honto」の本の通販を2024年3月で終了 外部通販ストアと連携開始

大日本印刷はこのほど、ネット書店(本の通販ストア、電子書籍ストア)とリアル書店を連携したハイブリッド型総合書店サービス「honto」において、2024年3月31日をもって「本の通販ストア」のサービスを終了すると発表した。電子書籍ストアのサービスは継続し、本の通販に関してはオンライン書店の「e-hon」との連携を開始する。

2012年5月にサービスを開始した「honto」は、丸善、ジュンク堂、文教堂などのリアル書店と、ネット書店(本の通販ストア、電子書籍ストア)が連動したハイブリッド型総合書店サービス。このほど、「本の通販ストア」サービスの2024年3月31日の終了を発表した。

2024年4月1日以降も電子書籍ストアのサービスは継続し、本の通販に関しては、トーハンが運営するオンライン書店「e-hon」との連携を開始する。紙の本を購入したいユーザーは、「honto」サイトから「e-hon」サイトへ誘導し、購入をサポートするとしている。

「honto」では、2024年3月31日をもって「本の通販ストア」での受注を終了するが、すでに予約済の4月、5月発売分の商品に関しては出荷を行う。ただし、今後予約開始となる2024年4月1日以降発売商品の受け付けは行わない。

「hontoポイント」は、「honto」の電子書籍ストア、または「hontoポイント」加盟店店舗にて引き続き利用が可能だ。

さらに大日本印刷は、「丸善ジュンク堂書店オンラインサイト」の立ち上げも計画しているとし、リリース時期が決定次第アナウンスするとの意向を示した。