楽天グループが運営するNFTマーケットプレイスおよび販売プラットフォーム「Rakuten NFT」は11月30日、外部プラットフォームとAPI連携ができる「Rakuten NFT Convert」を提供開始したことを発表した。

Rakuten NFTは、スポーツや、音楽・アニメをはじめとするエンターテインメントなど、さまざまな分野におけるNFTをユーザーが購入したり、個人間で売買したりすることができるマーケットプレイスと、IPホルダーがワンストップでNFTの発行、および販売サイトの構築が可能な独自のプラットフォームを併せ持つサービス。

今回、提供を開始したRakuten NFT Convertでは、Rakuten NFTとAPI連携することで、事業者が運営しているWeb2.0のプラットフォームをWeb3.0プラットフォームへアップデートすることができる。それにより、ユーザーは、Rakuten NFT Convertと連携したプラットフォーム上のアイテムやデータをRakuten NFT上でNFT化できるようになり、閲覧や売買が可能となる。

事業者はRakuten NFT Convertを活用することで、すでに提供しているプラットフォームに開発費用を低減しながらNFTを導入し、アイテムやデータをNFT化し売買をする新しい体験をユーザーに提供することができるようになるという。

Rakuten NFTは、今後も魅力的で新しいエンターテインメント体験の提供とサービスの利便性向上を図り、幅広いユーザーに向けて満足度の高いサービス提供を実現していきたい構えだ。