アイペット損害保険は11月29日、犬・猫を亡くした経験を持ち、現在はペットと一緒に暮らしていない男女1000人を対象に実施した「ペットを理由とした休暇の取得状況」についての調査結果を発表した。

ペットを亡くした際の休暇取得状況について聞いたところ、「休まなかった」が6割以上となり、「休んだ」と回答した人は少数の11.6%に留まる結果となった。過去に同社が実施した調査では、ペット飼育者の約6割がペットロスになったという結果が出ており、これまで家族同然に連れ添ったペットとの別れに辛さを感じている人が多いものの、実際に仕事を休む人は少ないことが分かった。

  • ペットを亡くした際の休暇取得状況 引用:ペットを理由とした休暇の取得状況(アイペット損害保険)

    ペットを亡くした際の休暇取得状況 引用:ペットを理由とした休暇の取得状況(アイペット損害保険)

続いて、仕事を「休んだ」と回答した人に休みを取る際、理由を伝えたかを聞いたところ、約半数が「伝えなかった」と回答した。その理由としては、「共感してもらえないと思ったため」が半数以上にのぼっている。

  • ペットを亡くした際の休暇取得状況 引用:ペットを理由とした休暇の取得状況(アイペット損害保険)

    ペットを亡くした際の休暇取得状況 引用:ペットを理由とした休暇の取得状況(アイペット損害保険)

また、どれくらい休みを取ったかを聞いた調査では、「1~2日」と回答した方が73.3%と多数を占めた。この休みの期間に、気持ちの整理やペットの葬儀を行うなど、見送るための時間確保するという人が多かった。一方で、「6日以上」と回答した人も約13%存在している。