TISは10月27日、「マルチクラウドインテグレーションサービスfor Oracle Cloud Infrastructure & Microsoft Azure」を拡張し、異なるメーカーのクラウドを利用する際にセキュリティ統合管理・監視の一元化を可能とするマルチクラウド セキュリティ統合管理・監視メニューの提供を開始すると発表した。

「マルチクラウドインテグレーションサービスfor Oracle Cloud Infrastructure & Microsoft Azure」は、Oracle Cloud Infrastructure(以下、OCI)とMicrosoft Azure(以下、Azure)の導入に向けた、コンサルティングから運用までワンストップで提供するもの。

新メニューでは、IaaS、PaaS、SaaSなど企業内のあらゆる場所からセキュリティデータの収集が可能な Microsoft Sentinelの活用やMicrosoft Entra ID と連携を行い、OCIとAzure のマルチクラウド運用において一元的にセキュリティ統合管理・監視を行う。

OCIコンソールの不正利用等の監視だけでなくOracle Base Database Serviceの監査情報なども含め、統合的にOCIリソースすべてへの不正アクセスの監視も可能。

新メニューでは、ユーザーに最適構成を納得感を持ってもらうための実現性検証をするPoCをステップ1のサービスとして提供。その後、「OCIのセキュリティ監視要件や対象を整理し、Microsoft Sentinel およびOCIの各種設定を行って動作確認を実施」「OCI各サービスのMicrosoft Sentinel による監視運用に向けた運用設計・引継ぎ」を実施する。

  • Oracle Cloud InfrastructureとMicrosoft Azureのマルチクラウド運用でセキュリティの統合管理・監視を一元管理するメニューの概要