リーディングマークは9月27日、2023年5~6月に就職活動を実施している東京大学、一橋大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学の大学生・大学院生を対象に実施した「2025年卒 夏期速報版/旧帝大早慶 新卒就職人気企業ランキング」を発表した。有効回答数は 1,563名(文系:46.9%、理系: 52.3% / 男性69.6%、女性30.4%)。

上位100社は以下の通り。

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前年の調査に引き続き、25卒も夏期段階から、総合商社の人気は続いており、人気ランキングの1位~4位は総合商社が独占する形となった。

また、不動産業界は2024卒よりも人気の上昇が見られ、三菱地所は15位から5位に、三井不動産は20位から7位に、NTT都市開発は56位から52位に、森ビルは74位から56位に、野村不動産は88位から56位に順位を上げる結果となった。

総合商社と不動産業界が好調な一方で、コンサル業界は一部企業を除きランキングの低下が見られた。デロイトトーマツ コンサルティングは17位から21位に、PwCコンサルティングは7位から25位に、KPMGコンサルティングは30位から46位に、マッキンゼー・アンド・カンパニーは31位から52位に、といずれも順位を落としている。

なお、キャリアにおいて重視する項目についての調査では、2022年の同時期に実施した同様の調査結果と比較して「ワークライフバランス(48.7%→53.6%)」、「安定の実現(35.0→37.1%)」が増加し、「スペシャリスト(47.7%→46.2%)」「自立と独立(31.2%→27.7%)」が減少する結果となっている。

  • ,キャリアにおいて重視する項目についての調査

    キャリアにおいて重視する項目についての調査 引用:リーディングマーク