Meta(旧社名:Facebook)が今週にもパーソナリティを持つチャットボットのサービスを発表するようだ。

昨年11月のChatGPTのローンチ以来、LLM(大規模言語モデル)が台頭する中、Metaは、自社のさまざまなアプリやメタバースに応用に向けて、生成AIの能力を活用するためAI部門に焦点を絞り直した。

現在、Meta社内で「Gen AI Personas」と呼ぶ、これらのペルソナが若いユーザーを惹きつけるのに役立つことを期待しているとのこと。

Metaのチャットボットサービスはパーソナリティを持つものと予想されている。10以上のパーソナリティが開発されており、その1つとして“Bob the robot”というインテリジェントで機知に富み、皮肉好きなボットだという。

また、有名人やクリエイターが独自のAIチャットボットを使ってファンやフォロワーと交流できるようにする製品にも取り組んでいる。

狙いは、若いユーザーの取り込み。Tiktokなどショート動画サービスに流れている若者ユーザーに訴求することを狙ているとのこと。すでに、社内で社員がテスト中としている。 なお、Metaのチャットボットサービスは、8月にも憶測が出ていた。Metaは9月27日に開発者カンファレンス「Meta Connect」を開催することになっており、新しいチャットボットサービスの第1弾を発表する見込みだ。

Wall Street Journalが近い筋からの情報として、9月24日付で報じている。