Bleeping Computerは8月28日(米国時間)、「Microsoft blames ‘unsupported processor’ blue screens on OEM vendors」において、Microsoftが「UNSUPPORTED_PROCESSOR」のブルースクリーン(BSoD: Blue Screen of Death)が出る不具合をOEMベンダーに責任展開していると伝えた。
この不具合は「Windowsの更新プログラム(KB5029351)の不具合、MSIのマザーボードに原因か | TECH+(テックプラス)」などで報じたもので、Microsoft Windowsの更新プログラム(KB5029351)をインストールした後にブルースクリーンが発生する問題の続報となる。
Bleeping Computerによると、Microsoftはこのブルースクリーンが発生する根本的な原因は影響を受けるデバイスのファームウェアとの互換性の問題であるとし、影響を受ける人はCPUメーカー(IntelおよびAMD)に問い合わせるよう求めたとしている。
Bleeping Computerはこの件について、各CPUメーカーに問い合わせをしている。Intelは「問題を承知しており、Microsoftと協力して解決に向けて取り組んでいる」と回答。AMDからは現時点で回答を得られていないとしている。
マザーボードなどを製造するMicroStar International(MSI)はこの影響を認めてMicrosoftと調査を行っていることを公表していたが、更新プログラムの開発主体であるはずのMicrosoftはIntelやAMDなどのCPUメーカーに問い合わせるよう求めており、対応が難しい状況になっている。