Microsoftは現地時間2023年7月20日、Azure OpenAI Serviceの可能性を強調する意見を公式ブログで主張した。現在の海外リージョンにおけるAzure OpenAI Service(バージョン0613)はgpt-35-turboおよびgpt-4を使用し、AIチャットはアプリケーションの開発が可能になり、組織内に閉じた、もしくは消費者向けソリューションの開発を容易にしている。
LLM(大規模言語モデル)の呼び出しは微調整が加わり、関数呼び出し時はデータソースやAPI経由の関連データ取得、他のシステムやツールとの統合、プロンプト経由の構造化した出力作成を実行できる。また、API/ツールとの統合や構造化出力の作成にも対応した。なお、チャット用途であれば、法人向けとなるMicrosoft 365 Business Standard/Business Premium/E3/E5ライセンスユーザー向けのBing Chat Enterpriseを用いるのが簡単である。Azure OpenAI Serviceは組織内の独自アプリケーションやビジネスチャットツールと連携する場面で用いるとよい。