総務省が先端的なICTの創出・活用によるICT分野における次世代の産業育成を目的とした「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機としたプログラム「ICTスタートアップリーグ」の公募が2023年6月19日より開始され、7月31日18時に締め切りを迎える。

同事業は、公募を経て選抜された起業または事業拡大を目指す個人、グループまたはスタートアップによるICTに関する研究開発に対して研究開発費の支援を行うというもの。ICTスタートアップリーグは、この取り組みを支えることを目的とし、スタートアップに知見のある有識者、企業、団体とともに官民が一体となり、スタートアップの成長に必要な支援と競争の場を提供しようというもので、起業や企業の成長に向けた構想と意思のある個人またはスタートアップを対象に募集を行い、支援対象者には最大2000万円(支援期間2023年9月中旬~2024年3月の約6か月間)が開発支援金として支給されるほか、伴走支援として専門家による起業、開発、実用化への助言や人材確保サポート、ピッチやマッチングイベントの開催、実用化に係る事務的な支援、開発や起業ノウハウに関する勉強会などが提供される予定だという。

採択件数は開発支援金が最大30万円の「Support I」が30件ほど、開発支援金が最大2000万円の「Support II」が5件度をそれぞれ予定しているという。

  • 支援の概要

    支援の概要

応募対象者は「ICT分野で起業を目指す個人またはグループ(採択決定までに日本国内に居住もしくは居住予定であること、ならびに外国籍の場合は日本における滞在および就労要件を満たしていることが必要)」もしくは「ICT分野で成長志向のあるスタートアップ(科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律 第2条第14項に規定する中小企業者などで、日本において登記されており、その事業活動に係る主たる技術開発および意思決定のための拠点を日本国内に有し、原則設立15年以内であることが必要)」で、自薦・他者からの推薦は問わないが、推薦の場合は応募することについて、事前に被推薦者の承諾を得る必要があるとしているほか、選考過程において被推薦者に業務実施機関である角川アスキー総合研究所からの連絡を行うとしている。

応募方法は専用Webサイトの応募フォームから必要事項を入力する方式。結果は2023年9月上旬以降に公式Webサイト上にて行われる予定だという。

応募フォームは個人、グループ、法人で異なっているが、いずれも事業提案資料(12MB以内)、予算計画(1MB以内、専用フォーマットが用意されている)の提出が必須のほか、3分程度のプレゼンテーション動画の提出(ストレージサービスにアップロードもしくはYouTubeの限定公開)が推奨されている。

なお、採択までのスケジュールとしては、7月31日の18時に応募締め切りとなった後、8月1日~8月15日ごろまでの期間で書類選考が実施され、通過者にて8月25日もしくは26日に面談選考が行わる予定で、最終的な採択者の発表は9月上旬が予定されている。

  • 採択までのスケジュール

    採択までのスケジュール