freeeは6月29日に、同社が提供するクラウド人事労務サービスである「freee人事労務」において、電子契約サービス「freeeサイン」の機能を通じて契約書を始めとする文書の作成から送信・管理保管できる機能を提供開始する。
従来は入退社手続きが発生した際、人事データの収集・管理と契約手続きは同時期に発生する業務であるにも関わらず分断しており、異なるツールを使用していた。新機能により、一連の業務を全てfreee人事労務内で完結できるといい、労務担当者の業務を効率化するとしている。なお今回の連携は、freee人事労務の全プランで利用できる。
freee人事労務のユーザーがfreeeサインでの初期設定を行うと、freee人事労務のプロダクト内で従業員へ契約書を始めとする文書の作成・送信・管理保管が可能となり、それぞれの文書には異なるタイムスタンプを付与する。
作業が分断していた労務担当者の人事データの収集・管理作業と契約手続きを1つのプロダクト内で完結し、バックオフィス業務の効率化を実現する。利用料金は無料で、月間送信数は無制限。なお、同機能の利用には無料のfreeeサインアカウント開設が必要となる。