Neowin.netは5月1日、「Microsoft Edge will soon let you remove some of its unnecessary features」において、MicrosoftがWebブラウザ「Edge」に対して高速化のための新しいオプションを開発中と伝えた。このオプションは、不要な機能を無効にすることでリソースの使用量を削減し、パフォーマンスを向上させるというもの。Edge Insider ProgramのCanaryチャネルに登録している一部のユーザーに対して試験的に展開されているという。

この新機能が利用可能になっているEdgeでは、[Settings] ページのサイドメニューに「Optional Features」という項目が追加されており、オプションのコンポーネントを個別に無効にできるようになっている。または、アドレスバーから「edge://settings/optionalFeatures」にアクセスすることでもこの設定ページを表示できる。

無効にされた機能は完全に削除されるわけではなく、再び有効にすることで引き続き利用できる。ただし、有効化する際にはコンポーネントの再ダウンロードが必要になるという。

MicrosoftはCanaryチャネルを通じてこの新機能のABテストを実施している模様で、筆者の環境では残念ながら「Optional Features」の項目は表示されなかった。使用頻度が低い機能を無効にしてパフォーマンスを確保するという手法は極めて合理的である。本稿執筆時点で、どの程度のユーザーがこの新機能を入手できかのかは不明だが、近い将来より多くのユーザーに向けて展開されることが期待できるだろう。