ヴイエムウェアは4月25日、セキュリティカンファレンス「RSA Conference 2023」において、サイバー攻撃の高度化/大規模化に対応するセキュリティソリューション群の機能強化を発表した。
VMware NSXにおいては、SmartNICを使用したDPUベースのアクセラレーション機能の一般提供を開始した。これにより、NSXのネットワーキングとセキュリティ サービスをDPU上で実行できるようになり、高スループット、低遅延接続、セキュリティを必要とするアプリに対して、NSXネットワー キングとセキュリティのパフォーマンスを向上できるという。
「VMware NSX Advanced Load Balancer」の新機能により、ハイブリッドクラウドおよびマルチクラウド上のアプリに対するセキュリティをより高速化するだけでなく、一貫性のもと大規模に展開することが可能になる。
また、今回発表された「VMware Carbon Black Workload and Cloud Configuration」は、クラウドネイティブ アーキテクチャ向けに設計されたセキュリティ機能で、セキュリティ対策をワークロードのライフサイクル全体にわたり継続的なプロセスとして把握できるようにする。
加えて、リアルタイムの可視化とインサイトに基づいて一貫したセキュアなアプリ接続ポリシーを標準化/強制適用できる機能を提供し、マルチクラウド環境でのガバナンスとコンプライアンスに対応するサービス「VMware Secure App IX」も発表された。
そｌのほか、NSX Advanced Threat Protectionの機能をVMware SD-WANエッジ アプライアンスに実装することで、包括的なVMware Secure AccessService Edge(SASE)の機能を強化するファイアウォールサービスも発表された。
