NECは2月17日、PostgreSQLのコミュニティサポート終了後も、個別にパッチを作成し提供する「PostgreSQLサポートサービス(パッチサービス)」を提供すると発表した。

同サービスは、同社が提供する「PostgreSQL保守サポートサービス」のStandard以上の契約者が利用できる追加オプションで、利用にあたっては別途契約が必要となる。サポート対象OSはRed Hat Enterprise Linux 8で、PostgreSQLの対象バージョンは14、13、12となる。

  • 「PostgreSQLパッチサービス」の利用イメージ

    「PostgreSQLパッチサービス」の利用イメージ

同サービスでは、同社が調査を行い検出された新規問題について、開発コミュニティによる修正が見送られた場合に修正プログラムを提供する。また、開発コミュニティのサポート終了後、利用中のバージョンで発生した脆弱性の影響について調査し報告するサービスも用意している。

提供される各種サービスは、「Patch-A」「Patch-B」「Patch-C」の3種類のメニューから選択することで利用できる。

  • 「PostgreSQLパッチサービス」のサービスメニュー

    「PostgreSQLパッチサービス」のサービスメニュー