JTB、JTB総合研究所、NTT東日本山形支店、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は2月10日、米沢市と米沢観光コンベンション協会、米沢商工会議所、上杉城史苑、プラットヨネザワの協力のもと、地域観光における周遊拡大および消費拡大につながる観光DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に向け、山形県米沢市にて観光動線データによる実証実験を行うと発表した。

具体的には、第46回上杉雪灯篭まつりを中心に、2月11日~2月28日の期間で地域DXの推進に向けた実証実験を実施し、観光動線などのデータ活用による観光施策立案の事業性を検証する。

実証実験では、「実証実験用のフリーWi-Fiの設置による観光動線ログの収集」「Wi-Fi接続アプリ『Japan Wi-Fi auto-connect』(NTTBP)および観光情報アプリ」「Japan Travel Guide +connectアプリ(JTB総研)による利用者の属性情報の収集、アンケート実施」「収集したデータの把握、分析」「分析結果をもとにした今後の観光施策やプロモーションなどの立案」を行う。

実証実験において、JTBは「Wi-Fi設置に関するロケーションマネジメント統括」、JTB総研は「Japan Travel Guide +connectアプリの提供」「アプリログ解析・分析」「アンケート調査」を担当する。NTT東日本は「プロジェクト管理」「通信インフラの提供」「Wi-Fi設置に関するロケーションマネジメント」、NTTBTは「短期利用Wi-Fiの構築・運用」、「Wi-FiログおよびWi-Fi接続アプリログの取得・解析」を担当する。