昨今、セキュリティ対策が手薄な関連企業や取引先企業を経由して、標的とする企業へ不正侵入を働くサプライチェーン攻撃が増えている。もはや自社のセキュリティを強化するだけでは、サイバー攻撃を防ぐことができない時代になっているのだ。そのため、企業では自社のサプライチェーンのセキュリティを高める必要性が増加している。
こうした中、『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』『BLEACH Brave Soul』など、人気モバイルゲームを多数提供しているKLabは、ビジネスパートナーとの信頼をより深めるため、Tenableのクラウドベースの脆弱性管理製品「Tenable.io」を導入した。
今回、「Tenable.io」を導入する前に抱えていた課題、「Tenable.io」を導入したことによる効果など、KLab エンジニアリング本部 情報システムグループ 紀平浩志氏、同本部 インフラグループ 技術広報グループ 筆智章氏に聞いた。
紀平氏は主に社内システムの運用管理を、また、筆氏は主にサービスのインフラとして利用している「Amazon Web Services」(AWS)の運用管理を担っている。