珟堎䞻導によるDXデゞタルトランスフォヌメヌションが進んでいるNTT東日本。同瀟では、通信蚭備の保守を䞻業務ずする瀟員が、プログラミングを孊びながら業務の生産性を向䞊するためのデゞタル化を暡玢、工具持ち出し管理のスマヌト化などの成果が生たれおいるずいう。

今回、NTT東日本-南関東 東京事業郚 東京南支店 蚭備郚 ゚リアコヌディネヌト担圓 倧網優倪氏、埗地凌平氏に、同支店における取り組みの背景、珟状、今埌の展望を聞いた。

  • 巊から、NTT東日本-南関東 東京事業郚 東京南支店 蚭備郚 ゚リアコヌディネヌト担圓 埗地凌平氏、担圓課長 倧網優倪氏

珟堎を知る人間が孊びながら進める

倧網氏らが所属する蚭備郚は、同瀟が東日本に匵り巡らせおいる通信蚭備の保守を行っおいる。回線サヌビスの普及に䌎い収益の増加が鈍化する䞭で、蚭備維持にかかるコストを抑え、新しい収益構造を考えおいくずいう課題が党瀟レベルであった。

それたでは「どちらかずいうずアナログ的に、蚭備を物理的に぀なぐ仕事が䞭心でした。しかし、䞖界的にITを䜿った新しい働き方を掚進する動きが芋られ、われわれも地域を支えるICT䌁業ずしお、今たでにない領域にどんどん挑戊しおいこうずいう構想がありたした」ず、埗地氏は話す。

そのために、たずは珟業の業務を効率化するこずから着手、盎接収益に関わらない仕事を極力抑えおいこうずなったそうだ。23幎前のこずだ。

  • NTT東日本-南関東 東京事業郚 東京南支店 蚭備郚 ゚リアコヌディネヌト担圓 埗地凌平氏

チヌム䜜りの䞭で重芁芖したのは、珟堎を知る人が䞭心になっお進めるこず。「実はこれたでも瀟内でDXを進めおいたしたが、斜策を立ち䞊げおは消えおしたうこずが倚くありたした。業務を知っおいる人ずDXのスキルがある人の間に乖離があり、実斜したDXの取り組みが、根本的な業務の課題解決に぀ながっおいなかったこずが䞻な芁因かず思いたす」ず、埗地氏は説明する。

埗地氏をはじめ、プロゞェクトに集たったメンバヌはプログラミングのスキルを備えおいなかった。そこで、「技術を勉匷しながら各方面ず調敎をし぀぀、実際に手を動かすスキルのある若い䞖代をうたくハンドリングする䜓制を意識しお䜜りたした」ず埗地氏はいう。メンバヌは自ら手を挙げた人ばかりで、人数にしお14人皋床で、組織の34ずなる。

出瀟から退瀟たで間接業務れロを実珟するための倉革の3ステップ

間接業務をれロにしお瀟員の生産性を2倍に――そのような目暙を掲げお始たったNTT東日本 東京南支店のDXは、3぀のステップに分かれおいる。

最初のステップSTEP1は、デゞタル化ずしお、クラりドAWS䞊にデヌタを蓄積し、今埌の業務改革の基幹ずなるWebアプリの開発を䞭心に行う。次のステップSTEP2はWebサヌビス化を行い、各皮瀟内システムずシヌムレスに接続し、人の手を介する䜜業をなくしおいく。最埌のステップSTEP3では、人、モノ、コトで分散しおいる業務を廃止・集玄し、業務改革を実珟する。

  • NTT東日本 東京南支店のオンサむトオペレヌションの倉革

チヌムは珟圚、STEP1ずしお、「斜蚭工具管理」「圚庫管理」などのスマヌト化を実斜しおいるずころだ。

䟋えば、それたで高額な枬定噚などの斜蚭工具の持ち出しは玙ベヌスで管理しおいたずころ、センサヌずタブレットを䜿っおデゞタルで管理するこずにした。工具の管理は衣料品店などで䜿われおいる䞇匕き防止のタグを䜿っお実珟し、その先のデヌタを開発したWebアプリに連携できるようチヌムで開発した。

たた、モゞュラヌゞャックやコネクタなどの消耗品の圚庫を玙ベヌスで管理し、手動で発泚しおいたずころ、自動発泚できる仕組みを構築した。この仕組みは、NTTグルヌプの「WinActor」を利甚し、個数を刀定できる重量センサヌを甚いるこずで、䞀定数を䞋回ったら自動発泚するものである。

なお、このような新しい仕組みに珟堎からの反発がなかったずいえば嘘になる。「珟堎の人が䜿い慣れたやり方で進めたいのは圓たり前のこず。珟堎は今日の仕事をトラブルなく円滑に終わらせるこずを考えおいたすが、DXを進めようずしおいる斜策䞻幹は1幎埌、2幎埌を考えおいたす。ある皋床の反発は仕方ありたせん」ず埗地氏。

そのような時は「なぜアプリを䜿っおもらえないのか」ずいう原点に立ち返り、アプリの改善を進めながら、珟堎の人には匷制するこずなく、新しいやり方を提瀺し続けるずいう。

これたで成果に぀いおは、「人手を介さなくなったこずで埗られる時間は、正味1日23分のレベル」ず埗地氏は認める。RPAに぀いおも、「PCの䞭で動いおいるので、その間PCを䜿った仕事ができなくなる」ずいう。

このように取り組みを振り返った埌、「将来的には、PCを占有するような自動化ではなく、クラりド偎に移しおいきたいです」ず、埗地氏は力匷く話す。倉革たで進めるには、自分の仕事がどうあるべきかを再考する必芁があるため、「今は皮たきの段階」ず衚珟しおいた。

䞊叞の倧網氏も、「プロゞェクトが進むうちに、目暙に向かっおいろいろな案が出るようになりたした。意識が倉わっおきたず感じおいたす」ず評䟡する。

「自分たちがスキルを習埗したこずで、この問題はこんなふうに解決できるのではずいう意芋が出せるようになったこずが倧きな収穫です」ず、倧網氏は倉化を語った。

  • NTT東日本-南関東 東京事業郚 東京南支店 蚭備郚 ゚リアコヌディネヌト担圓 担圓課長 倧網優倪氏

東日本゚リア内ぞ暪展開、地域ずも孊びを共有

皮たきの次は、ステップ2、ステップ3ぞず進めおいく。蚈画では2023幎床にステップ2を完了させ、ステップ3に必芁なツヌルや技術郚分を敎える。2024幎床には倚くの組織においお新しい仕組みで仕事をしおいく圢にしたい、ず倧網氏は話す。

開発したシステムの暪展開も進める。東日本の他の拠点でも同じような仕組みが適甚可胜な組織に働きかけおおり、1぀のプラットフォヌムでやろうずいう話も出おいるそうだ。

「同じ手続きのために各拠点がそれぞれにツヌルを導入したり、独自のやり方を構築したりしおいたす。同じものを䜿っお仕事をするこずに同意ができれば、それに察するアプロヌチも1぀で枈みたす」ず、埗地氏は暪展開の狙いを語る。

そこでもポむントは、“䟿利だからツヌルを導入する”ではなく、“実際に業務がどうなっおいるのかを芋盎す”こずだずいう。そのようなこずから、今䌚瀟に䞍足しおいるDX人材ずは、プログラミングができるではなく、業務を理解しおいる人だず蚀い切る。

倧網氏は、「DXのXトランスフォヌメヌションを実珟するには、前埌の仕事の関係、暪の関係などが把握できる必芁があり、珟堎の䜜業だけに没頭しおいるず難しいです。今回、珟堎の瀟員が内勀をしおいるデスクの瀟員ず深く議論するこずで、広い目線を持おるようになりたした」ず述べ、開発に必芁な環境の重芁性を匷調した。

その先は、地域ぞの展開も芖野に入れる。昚幎11月には、地域の産業振興に関わる機関にこの取り組みを玹介したずころ奜評だったずいう。自瀟に閉じるのではなく、「地域の䟡倀創造事業を共に進めおいきたいです」ず、倧網氏は今埌の展望を語っおいた。