東京海上日動火災保険(以下略、東京海上日動)は12月26日、同社提供のドライブレコーダーと連動するスマートフォン向けアプリを活用し、データ解析して得られたデータより急操作頻度が少ない優良ドライバーにスマホアプリで特典を与える「クーポンチャレンジ」の開始を発表した。

  • 「クーポンチャレンジ」イメージ画像(同社資料より)

    「クーポンチャレンジ」イメージ画像(同社資料より)

ドライブエージェント パーソナル(公式Webサイト)

ドライブエージェント パーソナル(DAP)(公式Webサイト)

同社の通信機能付きオリジナルドライブレコーダーを活用したテレマティクスサービス「ドライブエージェント パーソナル(DAP)」の特約が付された自動車保険利用者に提供されるサービスは、同社の自動車保険利用者に提供する通信機能付2カメラ一体型ドライブレコーダーにより取得したデータから安全運転診断を実行。得点を算出し、その得点に応じてコンビニなどで利用できる電子クーポンを獲得できる簡単なプログラムへの挑戦権を提供するというもの。行動経済学に知見を持つEYストラテジー・アンド・コンサルティングの協力のもと考案されたもので、急ブレーキ、急アクセル、急ハンドルの回数が少ないほど高得点になるなど毎週の安全運転を診断する。獲得できる電子クーポンはコンビニ等で利用可能なもので、最大200円分の商品ラインナップから選択でき、総額年間最大約1,000円分が提供される。サービス専用のアプリはApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードできる。

東京海上グループでは、「ドライブレコーダー付き自動車保険」を販売しており、得られたデータを活用した新しいサービスを提供するブランド「dRIVEN」シリーズを展開している。今回のサービスはそのラインナップの一つとなる。同社では、ドライブレコーダーより得られたデータをもとに画像活用型救急自動通報システム「第2種 D-CallNet」や「事故予兆検知アルゴリズム」の開発なども行っている。