シチズン時計は11月28日、全国のZ世代400人を対象に実施した「時間感覚」についてアンケートの結果を発表した。
ビジネス行動における時間感覚として「電話口で『ちょっとお待ちください』と言われたらどのくらいの時間を指すか」を聞いた質問では、「30秒」(28.8%)が最も多かった。これに、「1分」(27.3%)、「20秒」(12.5%)が続いている。また「30秒まで」は過半数、「1分まで」は86.9%となっており、電話口の場合、待たせても「30秒~1分以内」といったところがZ世代の一般的な感覚ということが判明したという。
また、ビジネスシーンで使用される「なるはや(なるべく早く)でお願いします」という言葉の「なるはや」の捉え方については、「10分」(24.0%)、「5分」(21.5%)、「30分」(20.0%)の順となっており、結果が分かれた。
また、同じくビジネスシーンで多用される「すぐ処理します」という言葉については、「5分」が37.3%で最多となった。これに、「10分」(22.8%)、「30分」(18.5%)と続いている。
加えて、似たような意味で使用される「さくっと」という言葉は、上から「5分」(32.3%)、「10分」(25.0%)、「30分」(17.3%)と、「10分以内」で6割近くを占める結果になっており、「30分以内」は84.4%に達している。
「ちょっと打ち合わせ」という言葉は、「30分」と回答した人が31.3%で最も多かった。以降、「10分」(25.5%)、「20分」(18.5%)と、30分以内が目安と回答する人が多い結果に。一方で、「ちょっと」とは反対に長いイメージのある「じっくり打ち合わせ」は、半数近い48.0%が「1時間」と回答しており、次いで「2時間」という回答が続いている。