電通国際情報サービス(ISID)とウフルは11月25日、このほど資本・業務提携したことを発表した。これにより、両社はスマートシティ・カーボンニュートラル分野のソリューション強化と、事業拡大を目指す。

ウフルは、クラウド基盤を活用したクラウドインテグレーション事業やIoT関連のコンサルティング・インテグレーション事業を手掛けるIT企業。近年はスマートシティ分野において、データ連携基盤や、地域の観光DX、安心安全な地域生活を実現するための防災DXなど、地域住民視点のサービス提供を行っているほか、カーボンニュートラルに向けたソリューション提供にも強みを持っているという。

ISIDは、2021年8月に設置した全社横断組織「スマートソサエティセンター」を中心に、スマートシティや行政DX、脱炭素などの領域で社会課題対応型ビジネスを推進している。2022年6月にはスマートシティ実現に向けた都市OSソリューション「CIVILIOS(シビリオス)」の提供を開始し、全国の自治体向けに導入を進めている。

両社は今後、ウフルのデータ連携基盤や観光DX・防災DXソリューション、ISIDの都市OSソリューション「CIVILIOS」の提供に加え、地域住民向け・自治体向けダッシュボードや企業向けカーボンニュートラルソリューションなどの開発を通じ、スマートシティおよびカーボンニュートラルの実現に貢献していく。