日本ディープラーニング協会(JDLA)は11月21日、2022年11月4日と5日に実施した「JDLA Deep Learning for GENERAL 2022 #2」(通称:G検定)の合格者を発表した。今回は検定として初となる2日間の受験日が設けられ、7502名が受験し4964名が合格した。合格率は66.17%。

JDLAは、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代に対応できるビジネスパーソンの育成を目指して、2017年からG検定(ジェネラリスト検定)を実施している。「AI(Artificial Intelligence:人工知能)の定義」や「ディープラーニングの概要」、「ディープラーニングの手法」など、ディープラーニングを事業に生かすための知識を有しているかを確認する試験だ。

今回の試験によりG検定の累計受験者数は8万8946名、累計合格者数は5万7991名となった。

  • 累計受験者数の推移
  • 累計受験者数の推移 資料:JDLA

    累計受験者数の推移 資料:JDLA

年代別に合格者を見ると、20代が1755人(35.53%)と最も多かった。30代は1447人(29.15%)、40代は1113人(22.42%)が試験に合格した。10代からも42人(0.85%)が合格した。

  • 年代別の合格者数 資料:JDLA

    年代別の合格者数 資料:JDLA

職種別の合格者数では、研究・開発が1130人(22.76%)と最も多く、情報システム・システム企画の1063人(21.41%)が続く結果となった。営業・販売は468人(9.43%)だ。

  • 職種別の合格者数 資料:JDLA

    職種別の合格者数 資料:JDLA

業種別の合格者数では、情報処理・提供サービス業(955人、19.24%)、製造業(889人、17.91%)、ソフトウェア業(803人、16.18%)などの合格者が多く、これらの業種で過半数を占めている。

  • 業種別の合格者数 資料:JDLA

    業種別の合格者数 資料:JDLA

役職別の合格者数を見ると、一般社員・職員が2610人(52.58%)と最も多く、係長・主任クラスが837人(16.86%)、課長クラスが623人(12.55%)だった。

  • 役職別の合格者数 資料:JDLA

    役職別の合格者数 資料:JDLA