博報堂DYホールディングスは11月18日、社会の中に新しい幸せを生み、つなげ、広げていくことを目的とした「これからの幸福感」プロジェクトにおいて実施した、「はたらく世代の幸福感調査(関東・関西編)」の結果を発表した。

サンプル数は、関東エリア(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)・関西エリア(大阪府、兵庫県、京都府)各エリア3000サンプル。

同調査により、関東と関西に置いて、地域や年代・性別における幸福感(日ごろから幸せに暮らしていることを指す)の違いやその要因などの実態が明らかになった。

まず、全体では79.3%が幸福感(「日ごろから、あなたは幸せに暮らしていると思いますか?」に回答)を感じており、関東よりも関西のほうが相対的に幸福感が高いという結果が出た。

性・年齢・職業別の比較においては、幸福感、元気感ともに関西の女性の20・30代で高い傾向となっている。

  • 関東と関西の幸福度、元気度の比較 資料:博報堂DYホールディングス

  • 性・年齢・職業別で見た関東と関西の幸福度、元気度の比較資料:博報堂DYホールディングス

同社は、関西の幸福感が高い要因として「自由に本音で話しあった方が楽しい」などの「本音項目」、「日々、楽しく笑える場面がある」などの「共鳴項目」、「くだらないことでも人と話しをする時間は楽しい」などの「シェア項目」のすべての項目で関西が関東を上回ったことと相関があるのではないかとの分析を示している。