NE(エヌイー)は6月4日、クラウド(SaaS)型EC Attractions「ネクストエンジン」のコンセプトである「せかいであそぼ。」の実現に向け、EC事業者のあらゆる課題、制限の解決を目指すことを改めて示し、その先駆けとしてサービスサイトのリニューアルを実施した。
NEの運営する「ネクストエンジン」は、自社ネットショップ運営の現場から生まれ、受注、発注、仕入、在庫~分析等、ネットショップに必要な機能を集約したクラウド型EC Attractions。
「コマースに熱狂を。」をパーパスとするNEは、そのパーパスを構成する1つの要素として、「ネクストエンジン」のサービスのコンセプトに「せかいであそぼ。」を掲げてきた。
これはEC事業に関わる人々が、まるで子どものようにコマースに熱狂できる世界観や、そうした状態へ導くために望ましい「ネクストエンジン」の在り方を2021年に標榜したものとなる。
一方、この数年でEC事業者を取り巻く周辺環境は大きく変化し、サプライチェーンの混乱による在庫管理の難易度向上、物流クライシスによる配送コストの増加、SDGsに代表される持続可能性に対する意識の高まりなど、さまざまな課題がEC事業者に重くのしかかっている。
こうした事業環境の変化による重圧にともに立ち向かい、ともに持続的な成長ができるよう、NEはコンサルティングサービスとの経営統合や、6000社を超えるEC事業者のビッグデータ活用基盤の構築、複数倉庫機能に代表されるニーズに即した機能追加や機能拡張など、提供価値向上に努めてきた。
さらに経済産業省が「2025年の崖」と表現したように、DXの難しさ、費用対効果の不透明さなどは、EC事業者から日々寄せられる声からも実感できるとし、EC事業者における「ネクストエンジン」の果たす役割、期待はさらに大きくなっていくものとの見解を示すとともに、提供価値をこれまで以上に進化させるだけではなく、EC事業者を取り巻く環境変化に対してともに立ち向かっていけるよう「ネクストエンジン」をより一層進化させることを改めて約束する考えを示した。
NEは従前より、EC全体を支援するためのソリューションを提供、拡張してきた。現在では、バックエンド領域、フロントエンド領域問わず、「ネクストエンジン」、コンサルティング、データでEC事業者の支援が可能となっている。
今後はこれら自社の複数のソリューションをさらにシームレスに結合し、より包含的なサービスとして提供していくことで、EC事業者にとって効果的で豊富な価値提供を行うとしている。さらに先般発表した卸売マーケットプレイス「encer mall(エンサーモール)」など、NEから提供するサービスについても、同様にサービス間の結びつきを強めていくとしている
その先駆けとして、「EC事業者の課題、制限を解決する」という「せかいであそぼ。」の深化したあり方を反映し、さらなる熱狂を生み出すことを目的に、このほど「ネクストエンジン」のサービスサイトのリニューアルを実施した。