リコーは11月17日、研究開発の現況と将来像に関する記者向けの説明会を開催した。同社は創業以来、より良いオフィス環境に寄与するソリューションを強みとしており、近年はオフィス機器だけでなくデジタルサービスにも注力している。現在は創業100年を迎える2036年に向けたビジョンとして「“はたらく”に歓びを」を掲げている。

シーズ段階の研究開発においては、2036年にビジョンが実現した未来を見据えながら、バックキャスティング方式で未来社会に寄与する技術開発を進めているという。そこで指針として重視しているのが、リコー創業の精神である「三愛精神(人を愛し 国を愛し 勤めを愛す)」だ。

  • リコーのビジョンと研究開発の変遷

    リコーのビジョンと研究開発の変遷

DXの先に訪れるのは「CPHS(Cyber-Physical-Humanity System)」時代

この記事は
Members+会員の方のみ御覧いただけます

ログイン/無料会員登録

会員サービスの詳細はこちら