ウイングアーク1stは11月17日、売上高100億以上の役職者530人を対象に実施した、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材およびデータ活用の実態調査の結果を発表した。自
勤務先の「データ活用レベル」を聞いた質問では、「業務改善、オペレーション効率化(チーム、部門単位など局所的にデータ活用の仕組みが用意されている)」が25.5%、「パーソナル業務における効率化(個人のスキルレベルに沿いExcelなどを利用しデータ活用を行っている)」が17.2%、「まったく行っていない」が11.2%という回答が得られたという。
先の質問で「まったく行っていない」「わからない/答えられない」「あてはまるものはない」以外を回答した人に、勤務先がデータ活用・分析に注力しているかを聞いたところ、「非常に注力している」が29.0%、「やや注力している」が51.9%という結果になっている。
さらに、勤務先のデータ活用の推進状況については、「データ活用が一定部門で進んできている」が31.6%、「データ活用のためのツールが導入されこれから業務現場でデータ活用を進めていく」が24.7%という状況が明らかになった。
一方で、勤め先のデータ活用・分析の注力度が低いと答えた人に「データ活用・分析を行う担当者」を聞いたところ、「社内にいる専門家」が54.3%、「社内の非専門家」が49.7%、「外部人材」が20.9%という回答が得られた。
その中で「社内の非専門家」と回答した人に、「データ活用・分析を行う人材は、自身で活用・分析を行うことを不安に感じていますか」(n=186)と質問したところ、「非常に不安に感じている」が14.4%、「やや不安に感じている」が45.7%という結果が出た。