Microsoftは11月13日(米国時間)、「Windows 11, version 22H2 known issues and notifications|Microsoft Learn」において、KB5019509以降の更新プログラムを適用したWindowsで、「ネットワーク接続が一時的に失われる」「Wi-Fiネットワークやアクセスポイント間を移動したあとでDirectAccessに再接続できない」などの問題が発生する可能性があると伝えた。

  • Windows 11、version 22H2 known issues and notifications|Microsoft Learn

    Windows 11, version 22H2 known issues and notifications|Microsoft Learn

影響を受けるとされるプラットフォームは次のとおり。

  • Windows 11, version 22H2
  • Windows 11, version 21H2
  • Windows 10, version 22H2
  • Windows 10, version 21H2
  • Windows 10, version 21H1
  • Windows 10, version 20H2
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2019
  • Windows Server 2022
  • Windows Server 2019

この問題が発生している場合、Windowsデバイスを再起動することで問題を軽減可能とされている。

Microsoftは、既知の問題のロールバック(KIR: Known Issue Rollback)を使ってこの問題を解決するとしている。既知の問題のロールバック(KIR: Known Issue Rollback)の適用はWindowsデバイスを再起動することで、ロールバックを適用できることもあるとのこと。

なお、コンシューマーが自宅で使用するWindowsデバイスや、DirectAccessを使って組織のネットワークリソースにリモートアクセスしていない組織内のデバイスはこの問題の影響を受けない。また、仮想プライベートネットワーク(VPN: Virtual Private Network)やAlways On仮想プライベートネットワークなど、他のリモートアクセスソリューションも影響を受けないとされている。