テープスは10月18日、EC(Electronic Commerce:電子商取引)に特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」について、フリープランの正式版を10月14日にリリースしたことを発表した。
TēPsは、ネットショップ運営者によるオリジナルの業務効率化ツール開発を支援するノーコードのクラウドサービスだ。API(Application Programming Interface)を介して、ECモール、受注管理システム、Googleスプレッドシート、チャットツールなどと連携可能。
離島からの受注など特定の受注のみ送料を自動で変更する使い方や、特定の商品が売れたときや在庫数が少なくなってきたときなど条件を満たした場合にチャットで通知するような使い方ができるという。
今回提供を開始するフリープランでは、商品や顧客、在庫などのデータの統合、集計、更新など、有料プランと同程度の機能を利用できる。しかし、有料プランとは異なり、スタッフによる導入サポートや問い合わせの窓口は利用不可。また、任意の時刻に自動で実行する機能も使えない。
Googleスプレッドシートに記入した情報に基づく複数の商品情報の一括更新や、ECモールの在庫数をもとにした自社ECサイトの在庫数更新などは、フリープランでも対応可能とのこと。
TēPsはフリープランの他に、メールやチャット通知などのワークフローについて50個まで対応する「Regular」(月額1万5000円)、100個まで対応する「Freak」(月額3万円)、350個まで対応する「Maniac」(月額5万円)のプランを提供する。