デジタル庁は10月2日、「デジタルの日」オンラインイベントを開催し、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に貢献している、または今後貢献し得る個人や企業・団体の取組を対象に、デジタル大臣が表彰する「good digital award」のグランプリを発表した。

「デジタルの日」とは、2021年に創設された、社会全体でデジタルについて定期的に振り返り、体験し、見直す機会として創設された記念日。これを機に、官民で連携し、デジタル関連の技術・サービスを利用した取組を実施し、社会のデジタル化に向けた機運の向上に取り組むことを目指している。

good digital awardは、スタートアップ、アート、エンターテインメント、教育、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)、防災/インフラ、モビリティ、健康/医療/介護、農業/水産/林業/食関連の9部門で募集が行われた。

応募総数355件の中から、各部門優秀賞3件、各部門最優秀賞1件が既に発表されており、今回、さらに全部門中の最も優れた1件がグランプリとして選ばれた。

今回、グランプリには「アクセシブルライブラリー~視覚障害者専用電子書籍音声自動読み上げサービス~」に取り組むメディアドゥが選ばれ、イベントでは、河野大臣よりトロフィーが授与された。

  • good digital award 2022表彰式の様子

あわせて、2022年度マイナンバーカード特別賞として宮崎県都城市の受賞、2022年度ソーシャルインパクト審査員特別賞としてAdo氏の受賞も発表された。