インターネットイニシアティブ(IIJ)は9月29日、マイクロソフトが提供するモバイル・デバイス管理/モバイル・アプリケーション管理サービスである「Microsoft Intune」について、設定や運用をIIJエンジニアが支援する「IIJ EMM活用支援ソリューション for Microsoft」を提供開始した。

新ソリューションは、Intuneにおける構成プロファイルの設定や、その実機検証から、運用・活用フェーズでの最新機能導入やポリシーの最適化までを、IIJのエンジニアがワンストップで支援するもの。

Intuneには数多くの設定項目が存在し、適切に動作するよう設定するためには知見が必要というが、同ソリューションでは、マイクロソフトが定義するセキュリティ・ベースラインを基にIIJが作成した推奨ポリシー/テンプレートを提供するため、専門的な知識や経験が無くてもIntuneのポリシー設定が可能で、迅速に運用開始できるとしている。

また、本番適用前に各種ポリシーの実機検証を同社のエンジニアが代行し、ポリシーの動作確認や設定内容の検証を行うため、ユーザー企業側の管理者の負荷を軽減するという。

さらに、利用状況に応じたポリシー最適化や利用方法の問い合わせ対応、作業レクチャーなど、導入後の運用も同社が支援する。Intuneの新機能リリース時には検証の上、新機能提案を行うため、最新機能を有効に利用できるとのこと。

提供価格は、初期費用が0円、月額費用が20万円(税別)。なお、Intuneを含むMicrosoft 365ライセンスが別途必要とのことだ。