楽天グループとアイメッドは9月20日、オンライン診療サービス領域における協業に合意し、第1弾としてアイメッドが運営する病院・クリニックの検索や予約、遠隔診療などを提供する病院検索・オンライン診療アプリである「アイメッド」のアカウントと楽天IDの連携を開始した。

今回の協業により両社は、遠隔診療を始めとするオンライン診療サービス領域でのユーザーのさらなる利便性の向上を目指し、今回開始したアカウント連携に続き、楽天のポイント・プログラムを使用するキャンペーンや、オンライン診療サービスと連携した新規事業などの検討を行う。

これまでアイメッドは、オンライン診療サービス領域での事業活動を通じて、「ドクターをもっと身近に」をコンセプトに、診療を必要とするユーザーの多様な悩みや不便さを解消し、医療従事者の環境改善など医療業界の課題解決を図ってきたという。

今回の協業で、楽天グループの会員基盤やEコマース、フィンテック、デジタル・コンテンツ、通信など、多様な事業領域におけるITサービスのノウハウも利用することで、オンライン診療サービスのさらなる普及に向けた取り組みを促進していくとしている。

アカウント連携によって、アイメッドのアカウントを持たないユーザーも、楽天IDで新規会員登録およびログインが可能になるとのことだ。