SCSKは9月12日、製造業向け業務システム「atWill(アットウィル)」の業務機能のテンプレート群「atWill Template」に金型管理のテンプレート機能を追加したと発表した。利用料金は、初期費用が400万円から、月額利用料が20万円からとなる(要件に応じて個別で見積もり)。
同テンプレートでは、金型の製造における進捗やコストの管理、金型資産の利用状況・在庫・廃棄・保管場所、金型の修理指示や実績まで、金型に関する情報を一元管理することができる。システムへのデータ入力はPCだけでなく、バーコードやQRコード読み取り、ハンディターミナル/タブレット端末にも対応している。
生産管理システムやプレス機などと連携することで、リアルタイムのショット数管理が可能で、メンテナンス計画に基づいて必要なタイミングでアラートを出すこともできる。
同テンプレート群の「生産管理テンプレート」との併用により、金型の受注、生産計画、購買手配、売上管理、各種原価などの管理も可能だ。