NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、IoTデバイスの導入・運用を支援するサービス「IoT Connect Gateway」(以下 ICGW)を機能強化し、9月5日より提供開始した。

今回、新たに2つの機能を提供開始した。

1つは、コンフィグマネージャー機能で、各IoTデバイスが搭載するSIMの情報にひもづけてデバイスごとにコンフィグファイルを生成し、遠隔から更新できるようになった。

  • コンフィグマネージャー機能

    コンフィグマネージャー機能

また、「ゼロタッチプロビジョニング」による導入で、コンフィグファイルをIoTデバイスの出荷時には搭載せず、ICGWへの接続時にSIM情報をもとにダウンロードする「ゼロタッチプロビジョニング」が可能で、デバイスに一台ずつログインし、個別に設定してから出荷する作業が不要となる。

もう1つは、ストレージ機能で、ストレージ機能との連携により、収集した大容量データの保管コストを低減する。Amazon S3と互換性をもつ、クラウドストレージサービス「Wasabi」への保管も可能。また、IoTデバイスからICGWにデータを送るだけで、設定条件にもとづくデータの格納先をICGWのポータルで設定・変更することも可能。

  • ストレージ機能

    ストレージ機能