パナソニックのデザイン本部であるFUTURE LIFE FACTORYは8月31日、ユーザーとメーカーが一緒にプロトタイプをブラッシュアップするコミュニティである「EPYTOTORP」を発表した。

品開発の現場では日々、より豊かなくらしを目指して数多くのプロダクトが検討され、試作品も数多く作られているものの、一度もユーザーの目に触れずに消えていくものも多数あるのが現実だという。

同コミュニティはそれに目を付けたもので、ユーザー自身と提供する側の企業が協力して開発を行うことで、ユーザーがものづくりを楽しみながら企業と協力しあい、一緒に製品開発を行う「コミュニケーションプラットフォーム」を目指す。

参加方法は「プロトタイプをレンタルする」「プロトタイプを購入する」「イベントでプロトタイプを体験するといった3つ。

  • 参加方法

レンタル対象と購入対象は8月26日現在、以下が対象になっている。

  • 上がレンタル対象、下が購入対象

また、同サービスの体験イベントが9月3日、4日の期間にMaker Faire 2022で行われる。Maker Faire Tokyo 2022では、これまでFUTURE LIFE FACTORYがつくったプロトタイプを実際に使用でき、その改善案や使用感をフィードバックしてもらうことで、モノづくりに参加することができる。