Betanews8月25日、「How to enable the amazing animation effects Microsoft has hidden in Windows 11」において、Microsoftが8月24日にリリースしたWindows 11 ビルド25188にはUIに新しいアニメーション効果を追加するための隠しオプションが存在すると伝えてた。このアニメーションは設定アプリのためのもので、アプリの左側にある項目をマウスで選択したときにアイコンにアイコンに視覚効果が現れるという。

このオプションはデフォルトでは無効化されており、通常はマウスクリックしてもアイコンは変化しない。Betanewsによれば、この新しいアニメーション効果を有効にするための設定画面は用意されておらず、簡単に有効にする手段はないという。有効にするには、オープンソースの「ViVeTool」というツールを使用する必要がある。ViVeToolは、Windowsのさまざまな機能の有効/無効を切り替えることができるツールで、A/Bテストのためなどに通常は隠されている機能も有効にすることができる。

ViVeToolを展開したら、Windowsターミナルを管理者モードで起動してコマンドプロンプト・プロファイルに変更し、Vivetoolのフォルダに移動して、「vivetool /enable /id:34878152」のコマンドを実行する。「34878152」というIDが、この新しいアニメーション効果を表すIDだという。その後、Windowsを再起動すれば、設定アプリのアイコンにアニメーション効果が追加される。

  • ViVeToolでID:34878152の機能を有効にする

    ViVeToolでID:34878152の機能を有効にする

Windows 11 ビルド25188は、Windows InsiderプログラムのDevチャネル向けにリリースされた、開発者向けの早期ビルドである。このビルドでは、Windowsターミナルがデフォルトのターミナルになったほか、新しいタッチキーボード設定が追加された。その他、多くの既知の問題が修正されている。

このアニメーション効果が無効にされている理由は不明だが、Betanewsは、Microsoftにはスタートメニューなどに対してもアニメーション効果を追加する計画があるのかもしれないと推測している。