米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は7月12日(米国時間)、「CISA Adds One Known Exploited Vulnerability to Catalog |CISA」において、「Known Exploited Vulnerabilities Catalog」に脆弱性を追加したと伝えた。対象の脆弱性はサイバー犯罪者によって積極的に悪用されていることが確認されており注意が必要。

  • CISA Adds One Known Exploited Vulnerability to Catalog |CISA

    CISA Adds One Known Exploited Vulnerability to Catalog |CISA

影響を受ける主な製品やサービスは次のとおり。

脆弱性の主な内容は次のとおり。

CVE番号 脆弱性内容
CVE-2022-22047 Microsoft Windows CSRSS contains an unspecified vulnerability which allows for privilege escalation to SYSTEM privileges.

今回カタログに追加された脆弱性は先日のMicrosoft累積更新プログラムで修正対象となっているかなり新しいものだ。脆弱性を抱えている製品を使っている場合はただちにWindows Updateを適用するなどして、アップデートを適用することが望まれる。

詳細が明らかになった脆弱性はサイバー犯罪者によって悪用されやすい。脆弱性は発表されるとともに直ちに内容を確認するとともに、適切に緩和策の適用やアップデートの適用を実施することが望まれる。