米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は7月6日(米国時間)、「OpenSSL Releases Security Update|CISA」において、OpenSSLに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。
脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- CVE-2022-2274: OpenSSL 3.0.4
- CVE-2022-2097: OpenSSL 1.1.1、OpenSSL 3.0
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- OpenSSL 3.0.5
- OpenSSL 1.1.1q
CVE-2022-2274は深刻度が重要(High)に分類されており注意が必要。CIASは、ユーザーおよび管理者に対し、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。