串カツ田中ホールディングスは7月5日、インフォマートとの合弁会社であるRestartz(リスターツ)が開発した店舗オペレーション管理ツール「V-Manage」の実証実験を、6月24日より都内の串カツ田中3店舗にて開始したことを発表した。

  • V-Manageによる問題解決

    V-Manageによる問題解決

「V-Manage」は、、ITツールで業務効率化や店舗運営の省人化を支援し、店舗運営改善やDX浸透につなげるための店舗オペレーション管理ツール。

飲食店の開店から閉店まで行う業務工程を可視化することで、安全かつ無駄のない店舗運営を実現するとしている。また、中小規模の外食企業も、大規模チェーンのマネジメントサービス導入が可能になるという。

今後、就労人口が減少する中でより効率的に、また劣化させることなく店内サービスを提供し、生産性の向上を図ることができるのに加え、社員教育マニュアルをアプリ内で管理できるようになることで、アルバイト・パート社員の教育体制の強化と省人化しながら複数の飲食店管理が可能な体制を構築できるとしている。

6月24日より都内の串カツ田中3店舗にて実証実験を開始し、7月以降は順次対象店舗を拡大して実施を予定している。実証実験では、店舗支援の有効性および本システムの安定した稼働を検証し、2022年中(予定)の本格導入に向けた準備を行うということだ。