東京大学は6月30日、2022年10月より、三井不動産が八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として推進している「東京ミッドタウン八重洲」4階に、都心サテライト拠点「東京大学八重洲アカデミックコモンズ(UTokyo Yaesu Academic Commons)」を開設すると発表した。

  • 左から、 三井不動産 代表取締役社長 菰田正信氏、東京大学 総長 藤井輝夫氏

東京大学八重洲アカデミックコモンズは、東京大学が社会人向け人材育成プログラムのほか、幅広い層の受講生を対象としたプログラムを提供していく、新たな教育研究や情報発信の場。

東京大学八重洲アカデミックコモンズでは、まずは社会人向け人材育成プログラム「スマートシティスクール」を2022年10月に開講する予定。

スマートシティスクールは、スマートシティの担い手を育成するため、都市計画分野の出口敦教授をはじめとする東京大学の関連専門分野の第一線で活躍する講師陣による最新技術や新たなまちづくりの方法に係る講義と討論、先端研究の現場における技術体験、先進事例の現地視察を通じ、スマートシティのエッセンスを集中的に学び、DX(デジタルトランスフォーメーション)の担い手としての考え方や知識を修得するためのカリキュラムを提供する。