さくらインターネットは6月23日、経済産業省事業として同社が開発・運用する衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」において、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の気候変動観測衛星「しきさい」で取得された「海面水温」、「クロロフィルa濃度」、「懸濁物質濃度」の準リアルタイムプロダクトおよび8日間の時間統計量データを同日より無料公開したことを発表した。
大地の女神の名が与えられたTellusは、2019年2月に提供を開始し、2022年6月23日時点でアカウント登録者数が2万7000人を超える衛星データプラットフォーム。衛星データや衛星データ処理に役立つさまざまなアルゴリズム、開発環境をクラウド上で提供するほか、衛星データ活用のためのトレーニングおよびデータ分析コンテストなどの教育コンテンツ、Tellusの取り組みや衛星データの活用事例を紹介するオウンドメディアといった機能を有しているほか、衛星データに加え、気象、人流といった地上データも順次搭載中である。