Githubは現地時間2022年6月21日、AIを活用したペアプログラミングツール「GitHub Copilot」を一般公開した。Python、JavaScript、TypeScript、Go、Rubyなど、12種類以上の開発言語使用時にAIからのコード提案を得ると同時に、Visual Studio Code、Visual Studio、Neovim、JetBrainsなどのIDE拡張機能としても利用できる。ユーザーあたり月10ドルもしくは年100ドルの契約を結んだ上で、60日間の無償試用期間を得られるが、GitHub Student Developer Packを申請した学生、およびOSS(オープンソースソフトウェア)の開発者は無償使用可能(期間は1年単位)。

GitHub Copilotは、GitHubおよびOpenAIが開発したAIモデル「OpenAI Codex」で適切と思われるコードを提案するツールである。2021年6月に発表し、昨日までテクニカルプレビューを実施していたが、公式ブログでGitHubは、「120万人以上の開発者が参加し、コードの約40%がGitHub Copilotで記述された。(AIによるコード提案は)今後さらに増えると予想される」と述べている。企業向けGitHub Copilotは2022年後半に提供予定だ。