エプソン販売(以下略、エプソン)は、プロジェクターを活用した空間演出用画像として西洋絵画の巨匠、ゴッホ、モネ、ルノアールの名画のデジタルデータを無料動画コンテンツとして6月17日より提供を開始した。

  • レストラン「Casita青山店」でのデジタル画像利用イメージ(同社資料より)

デジタルコンテンツ提供は、オンラインやリアルイベントで演出を行うシムディレクトと協業で行われるもので、同社は著名なアーティストの作品をデジタルコンテンツとして表現するプロジェクト「Art+(アートプラス)」を展開し、大型映像設備、立体音響装置、照明などで演出し没入感あるデジタルコンテンツサービスの作成を行っている。

「Art+特設サイト」(公式Webサイト)

今回、作成されたデジタルコンテンツはシムディレクトが作成、エプソンのプロジェクターを購入したユーザー向けに「プロジェクターご購入者様向け無料動画コンテンツ」として提供される。絵画は印象派の巨匠ゴッホの「ひまわり」と「糸杉」、モネの「水連」、ルノワールの「読書する女」と「花」。コンテンツは動画として提供、30秒で画像が切替わる仕様となっている。

エプソンは長期ビジョン「Epson 25 Renewed」を策定し、ビジュアルイノベーション領域での事業戦略として「光を使った空間演出とアートへの展開」を推進。同分野において精力的な活動を行うシムディレクトと協業する形となった。デジタル名画は渋谷区神宮前のレストラン「Casita青山店」でも6月17日より公開されており、食事を楽しみながら空間演出された名画を鑑賞できる。