エプソン販売(以下略、エプソン)とVR/ARコンテンツ制作を行うビーブリッジは、紙什器とプロジェクターを用いた等身大VRソリューション」を共同開発したことを発表した。

  • 「等身大VRソリューション」(同社資料より)

    「等身大VRソリューション」(同社資料より)

ビーブリッジの制作するVRコンテンツを専用の湾曲したスクリーン型の什器にプロジェクション技術で正確に照射を行うことで、ゴーグルを使わずに"等身大"VRの没入感を体験できるというもの。映像投写には、エプソンの高輝度プロジェクターと超短焦点ゼロオフセットレンズを活用し、短距離での大画面投写で狭いスペースでの運用にも対応している。

  • 紙素材で構成されたスクリーン(同社資料より)

    紙素材で構成されたスクリーン(同社資料より)

スクリーンとして活用する紙什器は、環境にも配慮した軽量なもので、利用時の組み立てや撤去、廃棄も簡単。運用のしやすさも考慮している。両社は今後、様々なイベントや展示会で、ビジネスに限らず一般にも「等身大VRソリューション」を使った新たなビジネスモデルを提案、VRサービスの普及を目指し開発を進める。