アクセンチュアは6月14日、社員の多様化する働き方へのニーズに対応するため、2022年8月から「ロケーション フレキシビリティ制度」を導入することを発表した。
同制度は既存の在宅勤務制度をさらに拡充するものといい、日本全国どこに住んでいてもライフステージに応じて継続的な就業を可能にする制度だ。
新制度を活用する社員は、勤務地から通勤圏内に居住する必要がなくなり、在宅勤務(海外での居住は除く)を基本として居住地を選択することができる。日本法人に所属する約1万8000名の社員のうち、会社が指定する一部社員などは除き、部門長の承認を得られた社員が対象となる。
アクセンチュアは、同制度を活用する社員との対面による会議の頻度やオフィスに出社する際の旅費規程など、今後さらに検証を重ねて、実効性を高めていく予定。また、居住地の制約がある社外人材の獲得も視野に入れているとのことだ。