Cogent Labs(コージェントラボ)は5月25日、AIを通じてドキュメント処理を自動化するソリューション「SmartRead」を機能強化し、預金通帳の読み取り機能を6月より提供することを発表した。

  • IDPサービス「SmartRead」が預金通帳の読み取りに対応

    IDPサービス「SmartRead」が預金通帳の読み取りに対応

「SmartRead」が金融機関によって微妙に異なる様々なレイアウトを理解して「預金通帳」の読み取りを行い、Excel等へ認識結果の出力が可能。読み取り定義を行う必要はなく、明細に含まれる取引日、摘要、入出金金額、残高などを自動で抽出する。また、顧客から受領する預金通帳のコピーでも高精度で読み取ることができる。

SmartReadで読み取った預金通帳からデータの確認修正した場合と人手によりデータを作成した場合と比較し、作業時間が約1/3に削減できることを確認したという。RPAと組み合わせることにより仕訳作業をさらに効率化できるとしている。

今後は、文書レイアウトが異なるが抽出したい項目が同じである準定型文書への対応を強化していくということだ。

価格は、会計士・税理士向けプランとして、通常年額36万円からご提供しているプランに加え、年額24万円(月額2万円)とよりリーズナブルな「アカウンティングプラン」を用意する。また、2022年9月末日までに申し込んだユーザーは1枚あたりの読み取り単価を初年度のみ割引かれる「預金通帳リリース記念キャンペーン」を実施している。