三菱商事とモルゲンロットは、5月20日、日本、及びASEAN(東南アジア諸国連合)における分散型コンピューティングサービスの共同構築を視野に、資本業務提携契約を締結したと発表した。

三菱商事は、総合商社として培った知見・ノウハウを活用し、ハイパースケール型データセンターを中心としたデジタルインフラ事業を展開している。最近は、DX(デジタル・トランスフォーメーション)とEX(エネルギートランスフォーメーション)の一体推進に力を入れており、今回の資本業務提携を契機として、大規模データ処理のための分散型データセンター網の構築や、リアルタイム処理・低遅延処理を実現するためのエッジコンピューティングインフラの開発・実装などによる新たなビジネス機会の創出を図りたい方針。

両社は日本のみならずASEANを中心とした海外での共同事業展開も検討しており、今回の提携に先立ち、既にシンガポールにおける大規模計算力提供事業の共同展開に向けた協議を開始しているという。

三菱商事株式会社の常務執行役員の複合都市開発グループCEO久我卓也氏は、「今回のモルゲンロットとの資本業務提携を通じて、大規模な分散型データ処理やエッジコンピューティング等、デジタルインフラ事業の高度化を目指す。旺盛な需要が続くデジタル社会を下支えするとともに、都市開発事業の付加価値を向上させることに繋がっていくと考えている」とコメントしている。