オカムラは4月27日、Web会議の音漏れやハウリングなどの音トラブルを解消するWeb会議用音声コミュニケーションツール「TALKHUB(トークハブ)」を2022年4月から発売開始することを発表した。

  • TALKHUB

同製品は、パソコンとウェアラブルマイクスピーカーを接続して利用することで、オカムラ独自の音声制御技術により音漏れやハウリングなどの音トラブルを防止、高音質で快適なWeb会議を実現するというもの。

新型コロナウィルスの感染拡大で、Web会議が主流になりつつあるものの、「置き型マイクスピーカーの音声が周囲に聞こえる」「マイクが周囲の音を拾う」「ハウリングが起こる」「置き型マイクスピーカーに向かって大きな声を出す必要がある」などが問題となっている。その結果、声が聞き取りにくく、コミュニーケーションが円滑に進まないという音に関する課題が生じていることが同製品開発の背景にあるという。

同製品は1台のパソコンにUSB接続するだけで、ウェアラブルマイクスピーカーを最大6つ、同時にBluetooth接続することができる。ウェアラブルマイクスピーカーは、ネックスピーカーのほか、インナーイヤー型のマイクスピーカーも使用可能になっており、ウェアラブルマイクスピーカーを使用することで、音声を聞くスピーカーが耳元にあるため音声が周りに広がらず、聞き取りやすさが向上するという。

  • TALKHUBの接続・設定

本体サイズは、W140㎜×D140㎜×H60.5㎜で、最大通信距離は約10m。価格は19万8,000円(税別)での販売になるという。