オフィス関連家具から事務用品、設備まで働く環境づくりにコミットメントするイトーキは、Google CloudとのJBP(ジョイントビジネスプラン)に合意、共同で新規のスマートオフィス製品の開発やAIでのオリジナルデータの分析・活用などを実施することを4月20日に発表した。

  • イトーキとGoogle Cloud とのJBPイメージ(同社資料より)

    イトーキとGoogle Cloud とのJBPイメージ(同社資料より)

「新スマートオフィス製品の開発」「Google CloudのAI製品によるイトーキオリジナルデータの分析・活用」「両社間の人材交流」の3つの分野で協力を行う。共同で開発を目指す新たなスマートオフィス製品については、映像合成技術と各情報ソースを組み合わせた"パーソナルリモートミーティング環境の構築"。Google CloudのAI製品でのデータ分析・活用については、具体的にオフィス什器から生まれるデータやオフィスの空間情報などが挙げられている。

今回の連携に関してイトーキ代表取締役社長 湊宏司氏は、「あらゆるモノがインターネットに繋がるIoTは、さまざまなシチュエーションにおいて多大な貢献をもたらしています。しかし、人々が多くの時間を過ごすオフィス空間における什器のIoT化はまだ発展途上にあります。」と述べている。