地図検索サイト「Mapion」を運営するONE COMPATHは4月19日、同社が提供する地図アプリ「地図マピオン」iOS版の有料サービスをチケット制からサブスクリプションタイプに変更するアップデートを行った。加えて、1分単位で到達エリアを検索できる機能拡充なども実施している。

  • 「地図マピオン」がサブスク型サービスに(同社資料より)

    「地図マピオン」がサブスク型有料サービスに(同社資料より)

アップデートにより、今まで7日間120円で提供してきた有料サービスが月額250円(税込)のサブスクリプションタイプで提供する「マピオンプラス」になる。無料提供だった「境界線マップ」「通り名マップ」「到達圏マップ」の3つの機能がマピオンプラスに組み込まれ、1日30回までの「到達圏マップ」は制限が無くなり、有料だった「ドライブルート検索」が無料になる。また、動画広告閲覧により3つのマップを5分間のみ無料利用できるサービスも並行して提供。上記以外の「地形図」「円キョリ」「防災マップ」などは従来通り無料で利用できる。

  • iOS版アプリ「地図マピオン」リニューアル内容(同社資料より)

    iOS版アプリ「地図マピオン」リニューアル内容(同社資料より)

機能面では、指定時間内に「クルマ」「自転車」「徒歩」でどこまで移動できるかを検索できる「到達圏マップ」の機能が拡張され、10分、20分、30分のみの3段階表示から1分から60分まで、分単位で検索できるようなる。中でも「自転車」での検索では、「ママチャリ」「クロスバイク」「ロードバイク」など車種を選択できるようになった。今回のアップデートは、伊能忠敬が測量のため江戸を出発した日を由来とする「地図の日」にフォーカスして4月19日に実施している。