名古屋鉄道(以下略、名鉄)は、同社が提供する愛知・岐阜県を中心とした地域情報を提供するアプリ「名鉄 Touch」を大幅にリニューアルし、機能を強化したエリア版MaaSアプリ「CentX(セントエックス)」として3月26日からサービスを開始する。

「CentX」は、現行アプリ「名鉄 Touch」の機能をそのままに「地点検索・マルチモーダルルート検索」「CentX webチケット」「おでかけ情報」「マイ駅・マイバス停」「交通系IC残高」などの地域MaaSやチケットの購入・決済機能などを新機能として搭載している。「地点検索・マルチモーダルルート検索」は、愛知・岐阜を中心とした鉄道、路線バス、タクシー、カーシェア、シェアサイクル等の公共交通機関を組み合わせて最適な移動手段とルートの検索を行うことができる機能。表示されたルートから、必要になる移動手段の特別車両券のオンライン購入も可能でタクシーや駐車場、シェアリングサービスなどシームレスな移動を実現する。「おでかけ情報」では、ジャンルやフリーワードから愛知・岐阜を中心とした地域で現在地付近の店舗、飲食店、観光スポットやイベントなどの情報を地図上に表示、利用者にパーソナライズされた情報をプッシュ通知で提案する機能だ。アプリは3月26日よりダウンロード可能で、「名鉄Touch」をインストール済みのユーザーはアップデートすることで導入できるようになる。