NECネッツエスアイは2月21日、自治体の業務の可視化・分析やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進計画の策定を支援し、ICTサービスの導入や運用サービスの提案を行う「自治体DXコーディネートサービス」の提供を発表した。

同社は自治体へのコンサルティングを通じて、デジタル技術を活用した住民サービスの利便性の向上や業務効率化といった、自治体に求められているDXを支援する。

  • 「自治体DXコーディネートサービス」の一連の流れ

同サービスでは、まずNECネッツエスアイのデジタル化推進コンサルタントが自治体の担当者とともに現状業務の可視化、分析を行い、デジタル化の対象となる業務を抽出し、対策案を整理する。その結果をもとに、自治体が抱える課題の解決に適したICT・DXサービスや運用サービスを提案するとともに、DX推進計画の策定を支援する。

同社はこのほか、「LGWAN-ASPサービス事業」や「NECネッツエスアイ リモートデスクトップ for LGWAN」など自治体のDXを支援するサービスを提供している。今回のサービスを提供することで、運用開始後のデータ分析を通じた新たな課題の抽出と改善提案までワンストップで支援するねらいだ。